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カテゴリパニック障害の周辺 1/2

パニック障害と就労支援

🍅ここでは、精神障害者の就労を取り上げてみます。制度の話をするのでちょっと難しいかも知れませんが、何卒お付き合い下さい。1.精神障害者の就労の意義 (1)精神障害者の就労の意義 🍅一般に、健康な人の就労については、賃金を得るという目的だけでなく、対人関係や新たな社会参加の機会拡大、自尊心の向上、生活を楽しむための手段などなど、さまざまな目的があります。 🍅精神障害者の場合、就労については健康な人以...

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ポジティブ心理学とレジリエンス

🍅ここでは、近年注目されている臨床心理学や精神医学の動きの一つとして、「ポジティブ心理学」とそれに関連する概念の「レジリエンス」を取り上げてみます。 1.ポジティブ心理学(positive psychology) (1)ポジティブ心理学とは🍅ポジティブ心理学とは、人間の病理的な側面だけでなくポジティブな側面にも目を向けて研究と実践を行っていこうではないかという心理学者らの提唱に基づく動きのことをいいます。ただし、その...

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パニック障害のカミングアウトをめぐって

🍅ここでは、パニック障害のカミングアウトについて、管理人自身の体験をお話ししてみたいと思います。 1.教育実践現場ではカミングアウトしていた 🍅管理人は、主に社会福祉専門職の養成施設で教員をしていました。基本的には、管理人は自分がパニック障害を患っていることを「積極的に」カミングアウトしていました。「積極的」とはいっても、管理人は疾病のカミングアウトの是非やメリット、デメリットをあまり深く考えておら...

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精神障害と生産性について

🍅ここでは、パニック障害を含む精神疾患を持つ患者の「労働生産性」をめぐる研究を取り上げてみます。🍅注意したいのは、「精神疾患を持つ患者=生産性がない」と短絡的に結び付けてはならないということです。そうではなくて、精神疾患を持つ患者が病気によって本来その人が持っているパフォーマンスを発揮できないことや、精神疾患を持つ患者が安心して働ける環境が整っていないことによって本来その人が持っているパフォーマンス...

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ソーシャルサポートについて

🍅ここではパニック障害とは離れ、他者による支援(ソーシャルサポート(social support))が患者にどのような影響を及ぼすかについての研究を取り上げてみます。人が何らかの危機に陥っているときに、他人の存在がありがたいと思ったり、他人に救われたという経験は誰もが持っていると思います。 1.ソーシャルサポートとは 🍅以下、稲葉ら(1987)、渡辺(1995)、小林(1997)、橋本(2009)、星・桜井(2012)、小関ら(2012...

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ひきこもり(社会的距離症候群)について

🍅このページでは、パニック障害に関連する状態としてひきこもり(社会的距離症候群)を取り上げます。当然、パニック障害患者の全てがひきこもりではありませんが、ひきこもりに陥るリスクは高いといえるでしょう。 1.ひきこもりの定義 🍅「ひきこもり」とは何かについては、厚生労働省のガイドラインによるものが一般的なものとされています。『ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン』では、以下の定義が示されています...

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パニック障害と病前性格との関連

1.疾患と性格🍅精神疾患に限らず、病気と患者の性格との関係については従来から専門家が関心を寄せてきました。たとえば、河野(1987)はタイプA行動パターンをあげています。 🍅タイプA行動パターンとは昔の日本の「仕事人間」によくみられた性格傾向で、競争心が強く、成功に向かって邁進し、昇進を熱望し、時間に追われるといった過剰適応のタイプのことです。こうした性格は、心臓疾患や心身症などの発症にかかわる重大な病前...

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パニック障害と発達障害との関連

🍅パニック障害だけでなく、成人期の精神疾患について、これまでのページであげてきたいろんな要因のほかに発達障害との関連を指摘する声は以前から存在していました。そこで、このページではパニック障害を含む精神疾患と発達障害との関連についての研究を取り上げてみます。 🍅ただし、発達障害そのものにはあまり深入りしません。 1.発達障害とその要因 (1)発達障害の概要 🍅以下、宮岡・小川(2019)、岡田(2019)によ...

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パニック障害と幼少期・児童期の体験との関連

🍅ここでは、幼少期・児童期までに子どもが体験した出来事とパニック障害を含む精神疾患との関連を取り上げます。神経症圏の精神疾患の原因をめぐっては1800年代から幼児期・児童期の体験との関連が疑われていて、管理人、そして管理人の仲間の多くも子ども時代に何らかのネガティブ体験を持ってます。ただし、この点をあんまり強調し過ぎると、親をはじめとする保護者だけの責任とみなされやすいので研究の解釈には注意が必要かな...

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パニック障害患者と親との関係

🍅ここでは、精神疾患患者と「親子関係」を取り上げてみます。🍅親子関係は、従来から精神疾患発症の要因の一つとされてきました。しかし、発症した後の親子関係にも関心を持ちたいものです。パニック障害を持つ仲間の多くは親子関係に苦しんでいますし、管理人も大いに苦しみました。🍅例によってパニック障害に関する研究は皆無でした。なお、前のページ(パニック障害患者の家族の負担感)と似ていますが、ここでは親子の関係性に...

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