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パニック障害の薬物療法(抗不安/うつ薬の将来・薬物療法の影)

1.抗不安薬・抗うつ薬の将来🍅以下、樋口(2001)、神庭ら(2005)、山田ら(2006)、井樋・崎村(2013)、井樋(2017)、坂本(2017)による知見を整理します。 (1)モノアミン仮説の限界 🍅今となっては、モノアミン仮説だけでパニック障害を治してやろうという理屈には明らかに無理があります。モノアミン仮説自体が1950年代のものであることや、鳴り物入りで登場したSSRIの効果が現れるまでに数週間かかること、その他モノ...

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パニック障害の薬物療法(抗うつ薬)

🍅抗うつ薬は、一部はパニック障害の治療に用いられることがあるので取り上げておきます。 🍅以下、小口ら(1984)、河北(1994)、小曽根・伊藤(1996)、樋口(2001)、井上・小山(2001)、白川(2002)、井上(2005)、神庭ら(2005)、中村(2005)、山田ら(2006)、上島(2007)、酒井(2008)、松枝(2009)、福田(2013)、貝谷(2013)、坂本(2017)、井上(2018)による知見を整理します。 🍅抗うつ薬を含め、精神疾患...

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パニック障害の薬物療法(抗不安薬)

🍅ここではパニック障害などに用いられるお薬についていろいろと整理してみます。🍅しかしながら、「どのお薬が効く、効かない」といった主観的な感想は言わないようにします。精神科で用いられるお薬の多くは、お薬であると同時に神経毒としての性質を持っていて、しかも種類によっては命に関わるものも含まれますので、素人の管理人が迂闊なことを書き捨てるのは倫理上よろしくないと考えます。なので、分類と発達史、作用のしくみ...

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精神障害と生産性について

🍅ここでは、パニック障害を含む精神疾患を持つ患者の「労働生産性」をめぐる研究を取り上げてみます。🍅注意したいのは、「精神疾患を持つ患者=生産性がない」と短絡的に結び付けてはならないということです。そうではなくて、精神疾患を持つ患者が病気によって本来その人が持っているパフォーマンスを発揮できないことや、精神疾患を持つ患者が安心して働ける環境が整っていないことによって本来その人が持っているパフォーマンス...

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ソーシャルサポートについて

🍅ここではパニック障害とは離れ、他者による支援(ソーシャルサポート(social support))が患者にどのような影響を及ぼすかについての研究を取り上げてみます。人が何らかの危機に陥っているときに、他人の存在がありがたいと思ったり、他人に救われたという経験は誰もが持っていると思います。 1.ソーシャルサポートとは 🍅以下、稲葉ら(1987)、渡辺(1995)、小林(1997)、橋本(2009)、星・桜井(2012)、小関ら(2012...

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ひきこもり(社会的距離症候群)について

🍅このページでは、パニック障害に関連する状態としてひきこもり(社会的距離症候群)を取り上げます。当然、パニック障害患者の全てがひきこもりではありませんが、ひきこもりに陥るリスクは高いといえるでしょう。 1.ひきこもりの定義 🍅「ひきこもり」とは何かについては、厚生労働省のガイドラインによるものが一般的なものとされています。『ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン』では、以下の定義が示されています...

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パニック障害と病前性格との関連

1.疾患と性格🍅精神疾患に限らず、病気と患者の性格との関係については従来から専門家が関心を寄せてきました。たとえば、河野(1987)はタイプA行動パターンをあげています。 🍅タイプA行動パターンとは昔の日本の「仕事人間」によくみられた性格傾向で、競争心が強く、成功に向かって邁進し、昇進を熱望し、時間に追われるといった過剰適応のタイプのことです。こうした性格は、心臓疾患や心身症などの発症にかかわる重大な病前...

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パニック障害と発達障害との関連

🍅パニック障害だけでなく、成人期の精神疾患について、これまでのページであげてきたいろんな要因のほかに発達障害との関連を指摘する声は以前から存在していました。そこで、このページではパニック障害を含む精神疾患と発達障害との関連についての研究を取り上げてみます。 🍅ただし、発達障害そのものにはあまり深入りしません。 1.発達障害とその要因 (1)発達障害の概要 🍅以下、宮岡・小川(2019)、岡田(2019)によ...

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パニック障害と幼少期・児童期の体験との関連

🍅ここでは、幼少期・児童期までに子どもが体験した出来事とパニック障害を含む精神疾患との関連を取り上げます。神経症圏の精神疾患の原因をめぐっては1800年代から幼児期・児童期の体験との関連が疑われていて、管理人、そして管理人の仲間の多くも子ども時代に何らかのネガティブ体験を持ってます。ただし、この点をあんまり強調し過ぎると、親をはじめとする保護者だけの責任とみなされやすいので研究の解釈には注意が必要かな...

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パニック障害患者と親との関係

🍅ここでは、精神疾患患者と「親子関係」を取り上げてみます。🍅親子関係は、従来から精神疾患発症の要因の一つとされてきました。しかし、発症した後の親子関係にも関心を持ちたいものです。パニック障害を持つ仲間の多くは親子関係に苦しんでいますし、管理人も大いに苦しみました。🍅例によってパニック障害に関する研究は皆無でした。なお、前のページ(パニック障害患者の家族の負担感)と似ていますが、ここでは親子の関係性に...

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